NPO koshuかつぬま文化研究所
〜再発見から創造へ、魂を活性化する元気な勝沼づくりを進めよう〜
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勝沼トーク
トピックス
9/26 勝沼トーク
あすへの伝言・我が青春と太平洋戦争 
■開 催 日  平成20年9月26日(金)
■開催時間  午後7時30分〜
■場  所  旧田中銀行博物館(予定)
■ゲ ス ト  雨宮徳造 氏

○先ごろ、勝沼町柏尾地区の雨宮徳造さんが「我が青春と太平洋戦争」と題した書籍を自費出版されました。昭和18年1月に軍隊に召集され、満州とロシアの国境付近に1年、その後サイパン島からグアム島での戦闘を経て、昭和21年11月にふるさと勝沼に復員しました。その間、多くの戦友が戦場の露と消えていったそうです。
○子供のころ徳造さんは、おばあさんから慶応4年の柏尾の戦いで戦死した幕府軍の兵士を葬った話を、いつも子守唄代わりに聞かされていたそうです。勝沼町役場を退職後、「きっとお墓が柏尾のどこかにお墓があるはずだ」。柏尾中を探し歩きついに発見、手厚く供養をしました。
○徳造さんの数々の体験は、ひとつ残らず後世に伝えるべきわたしたちの財産です。今回の勝沼トークでは、「あすへの伝言・我が青春と太平洋戦争」と題し、その財産をわたしたちに伝えていただきます。

案内 pdf
9/12 ●勝沼トーク
 「甲州種ワインの将来性」 
■開 催 日  平成20年8月29日(金)
■開催時間  午後7時〜
■場  所  山梨県立ワインセンター研修室
■講  師  ワインセンター支所長 原川守 氏

○山梨県では、昭和49年にぶどうとワインのまち勝沼に県立ワインセンターをオープン。以来、山梨県産ワインの品質向上に向けて取り組んできました。近年では、日本古来の品種「甲州種」のワインが飛躍的な品質の向上や、和食に合うワインとして注目を集めています。国内外のワインコンクールでも高い評価を受けるようになった甲州種ワインは、外国への輸出も始まりました。
○今回のかつぬまトークでは、県立ワインセンター支所長の原川守さんから、日本のワイン醸造技術の現状や産学官での取り組み状況、さらに国産ワインコンクールにおける山梨県産ワインの評価などを交えて「甲州種ワインの将来性」についてお話をお聞きします。

案内 pdf
5/24

勝沼トーク」総会終了後
*一般の方も参加できます
午後7時30分〜
 演題 「いま解き明かされる 黒川金山と武田・勝沼氏の謎」
 講師 地域のお宝発掘人 室 伏 徹 氏(かつぬま研究所理事)

武田信玄の叔父に当たる勝沼信友の屋敷、勝沼氏館跡から、金の粒が付着した土器が多数確認され、屋敷内の工房で金の精錬が行われていたことが県の調査で分かりました。屋敷の中心部にある工房跡から土器が出土されたことから、金の精錬は館内郭部において、厳重な管理下で行われていたていたと推測されます。戦国武将の城域内で金工房が確認されたのは全国で初めてです。

武田信玄の強さは、財政基盤がしっかりしていたことも強さの一因であり、それを支えていたのが金山です。山梨県内には黒川金山をはじめとして、多くの金山があります。また、武田の勢力を広げた静岡にも存在しています。

今回の勝沼トークでは、解明されつつある黒川金山と武田・勝沼氏について、地域のお宝発掘人の室伏徹さんからお話しいただきます。
3/14 ★勝沼トーク 3月 終了
〜日本の近代化と甲州財閥〜

■日時…3月14日(金)午後7時〜

■場所…甲州市立勝沼図書館研修室

■演題…日本の近代化と甲州財閥
■講師 作家 江宮隆之氏 
1948年山梨生まれ。「経清記」で第13回歴史文学賞受賞。『白磁の人』で第8回中村星湖文学賞受賞、『凍てる指』『一葉の雲』『真田幸隆』『武田勝頼花の歳月』など。

チラシ
2/26 ★勝沼トーク 2月 終了
〜勝沼発
 甲州種ワインの可能性〜

○近年、品質向上の著しい甲州種ワイン。欧米での和食ブームともあいまって、輸出に向けた取り組みもスタートしました。今後、外国の市場で受け入れられていくには、まだまだ多くのハードルが待ち受けていると思います。
○県外のワイン産地の猛追や生食用との兼用によるぶどう栽培の長い歴史もあるなか、ワイン関係者だけでなく、農家、行政、消費者も含めた幅広い英知により利害関係を乗り越えて、ワイン王国山梨を確固たるものにしていく必要があるでしょう。
○今回のマンスリートークでは、ベルギー、スイス、米国、フランスなどに向けて甲州種ワインを輸出することが決定した勝沼醸造の専務取締役である平山繁之さんをゲストにお招きし、昨年12月に訪問したイギリス、フランスのワイン市場の状況も踏まえ、これからの甲州種ワインの可能性についてお話しいただきます。

■日時 平成20年2月26日(火)午後7時〜
■場所 koshuかつぬま文化研究所(旧勝沼町役場交差点を下り近藤歯科東隣)
■演題 甲州種ワインの可能性 
■講師 勝沼醸造専務取締役 平山繁之氏

チラシ
1/15
koshuかつぬま文化研究所講演会A 終了
地域資源を活用した新事業活動を展開していく人材を育成する「地域づくり達人指南塾」。後藤健市塾長外12名の一行が「かつぬま文化研究所」を訪問しました。
report
11/9koshuかつぬま文化研究所講演会A 終了
○日時11月9日(金)午後7時〜 ○場所 勝沼市民会館
演題「遊び仕事の記憶と農村伝承」 … 危機的状況にある日本の農業・農村を農村文化の側面から活性化させていく手法等を農村工学研究所の山下先生にお話いただきます。
【速報】
農村工学研究所の山下裕作さんを講師にお迎えし、『「遊び仕事」の記憶と農村伝承「過疎高齢化」という「錯覚」を超えるもの』と題した講演会を開催しました。
 島根県の中山間地域の調査に2度3度と通ううちに、最初は現状に対する不安や不満ばかりを口にしていた人たちが、昔話を語るうちに、「昔はこうだったけぇ〜」と積極的に当時の暮らしぶりを語り始め、住民総出で行った祭りや農作業の記録を絵に描いたりする人も表れました。
 また、山下さんが川の調査を行っていると住民が一人二人と集まってきて、「昔はもっと魚がいたのぉ〜」とか「うなぎもいたけえ〜」と、老いも若きも昔話に花が咲いたそうです。
そんな中、川の調査に協力してくれた公民館長が、昔のような川を取り戻そうと決意し行動。この心を動かす力に住民が賛同し参加者が増え、川は蘇りました。
 心を打つ、生きた証としての農村の記憶が人々の共感を生み、昔のような地域を取り戻そうという行動につながりました。元気なじいちゃん、ばあちゃんの活動を見て、若者も参加するようになり、地域に活気が出てきているそうです。
 講演後、ミニシンポジウムとして、新潟県十日町市松代でアートによる村おこしを仕掛けている関口正洋さんが「アートと住民協働による村おこし、新潟県十日町市松代での挑戦」と題し、松代でのチャレンジの内容をお話しました。2000年、03年、06年と3回行われた「大地の芸術祭」は、地域全体をミュージアムと見立て、学校、田んぼ、里山、農家等々、あらゆる場所をフィールドとしてアートで表現しています。こうした取り組みは、世代や地域、芸術のジャンルを超えた人々の協働により実施されています。現在では、地域と都市、芸術家の交流が進み、地域の個性と魅力に磨きが掛けられているそうです。
 Kかつぬま文化研究所からは、室伏氏が登壇。「縄文文化から近代産業遺産を巡る、フットパスによるまちづくり」という、会場に来てから示されたお題でも、「縄文」「近代産業遺産」「フットパス」を見事に関連づけて、最後はマキが入るほど熱く語りました。
 ご参加いただいたみなさん。ありがとうございました。
案内 report 講演録
10/21koshuかつぬま文化研究所講演会@ 終了
○演題:地域医療を支えるために 今、わたしたちに出来ること
■開 催 日  平成19年10月21日(日)
■開催時間  午後7時〜
■場  所  甲州市勝沼市民会館2階ホール
■講  師  イリモトメディカル代表 煎本正博 氏
○病院勤務医師不足による地域医療問題が大きく報じられています。甲州市管内でも、勤務医師の不足により産科が廃止され、市民の不安も大きくなっています。医師不足は、国の臨床研修医制度の改革によって、大学医局から地方病院への医師派遣の停止や派遣医の呼び戻しが全国でも相次ぎ、さらに、少数の医師による過酷な勤務が続けられてきたこともひとつの要因とされています。
○今回の講演では、こうした医療状況だけにとらわれることなく、地域づくりの視点から、わたしたちの地域医療を支えるために、わたしたちに出来ることは何かを考えてみたいと思います。
○講師は、遠隔画像診断医として地域医療を支援している、イリモトメディカル代表の煎本正博医師。昨年から週末の勝沼暮らしを始めた大の勝沼ファンでもあります。
案内 report 講演録(pdf)
8/18NPO法人設立記念講演会 場所文化フォーラム代表 吉澤保幸氏 案内(pdf) 写真 講演録(pdf)
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